仕事に対するモットー
患者さん、ご家族、スタッフにとって「いつも身近な摂食嚥下の看護師」でいることです。
院内において、嚥下障害で困っている患者さんがいれば、電話一本で駆け付けられるような身近な存在でありたいと思っています。そのために週1回「認定活動日」を設けて、各病棟をラウンドし情報を収集したり介入したりと認定看護師としての活動を実践しています。
主な業務
「食べること」や「飲み込むこと」がスムーズに行えず、症状を抱え不安を感じている患者さんやご家族、さらにはその方たちを支える病院スタッフに対して多職種連携を図りながら、個々にあった援助方法などを提案したり実践しています。例えば食欲が無い患者さんに対しては、ご本人の食べたいものを優先的に提供するなど個別性に合った援助方法などが挙げられます。
仕事のやりがい
“食を支える”という面では、いつも患者さんと隣り合わせでいること、患者さんを全人的に捉えるということが重要だと思っています。食べられるようになった患者さんの「美味かった!」の言葉を聞いたときや満足した表情を拝見したときに、「その人の人生を支えられた」と感じることができ、とてもやりがいを感じます。またスタッフとともに援助を行い経口摂取可能になったと共有できたときも喜びを感じます。
仕事への情熱
看護師に限らず言語聴覚士など「食べられるようにしたい!」と情熱のある仲間を増やしていきたいですね。そしてそういった仲間たちと院内だけでなく、訪問看護に同行するなど地域に足を運び「食べる能力」を取り戻すお手伝いをしていきたいと思っています。
あなたのエネルギーチャージ
動物といい香りのものが大好きです。10歳になるマルチーズを飼っています。家で日向ぼっこをしながら愛犬のおなかを撫で、とっておきのご褒美コーヒーを飲んでいる時が一番癒されます。