仕事に対するモットー
目の前の患者さんに一生懸命になる。標準的な治療の知識やスキルを向上させ、保ちながら、目の前の患者さんのため、常に患者さんにとってよりよい治療ができたらと意識しています。
主な業務
リハビリテーション病棟では、より多くの職種が関わるチーム医療が求められています。患者さんの診察、各種検査結果からリスク評価し、チームの評価をまとめながら、目標となる日常生活動作のレベルを設定し、必要な入院リハビリテーション期間を検討します。また、月に1回カンファレンスを行い情報や目標を経過の中で修正し、共有し、それに基づいて患者さんにインフォームドコンセントを行います。医長としては、神経の専門医、高次脳機能障害(認知症を含めて)の専門医としてサポートを行っています。また退院時には、紹介元の医療機関にリハビリテーションの結果、成果をなるべく詳しく情報提供し、患者さんの状態が紹介元の脳神経外科医や神経内科医の先生にイメージしていただけるように努めています。
仕事のやりがい
患者さんが回復して良くなってくれるとやりがいを感じるのはもちろん、スタッフがさりげなく患者さんのために動いていたり、人が見ていないのに頑張っていたりする姿を目にするとやりがいを感じ、自分も少しでもそうでありたい気持ちが湧いてきます。
仕事への情熱
私の担当しているリハビリテーション病棟には、日々の生活の中で突然半身麻痺やさまざまな機能障害となり、完全に回復できないことも多いという病状に直面されている患者さんが入院されています。そこには、大きな悲しさや怒り、辛さがあります。私は、診療として、自分にできる限りの高みを目指していますが、加えて、この病院でできることとして、医療スタッフだけでなくボランティアさんやチャプレンにも活躍していただいて、患者さんの喪失した心に寄り添い、なにかあたたかいものが届くようにと願っています。
あなたのエネルギーチャージ
チャペルのお祈りや交わり、聖書の言葉からたくさんのエネルギーを得ています。