※時間外・休日の緊急受診も
こちらにご連絡ください。
看護部では、最後までその方お一人おひとりの尊厳を保った関わりとご本人の想いを尊重した意思決定を大切にし、その意思決定を支えるご家族にも寄り添った看護・介護を提供したいと思っています。
地域に根ざした病院として、困った時に相談したいと思っていただき、地域の皆さんに安心と満足感を提供できる存在になれることを目指し、今後もより一層自律した職員の育成に力を入れていきます。
検査課は様々な検査により患者さんの体の情報を医師へ提供する部門です。臨床検査技師の国家資格を持つ職員が業務を担当しています。患者さんから採取された尿、血液、便、組織などを分析する検体検査と、心電図、肺機能、超音波検査など直接患者さんの体に機器を装着するなどして情報を得る生理機能検査があります。
検体検査室では、血液や尿などの検体を検査しています。 院内で測定している検査項目については60分以内の結果報告を目指し、患者さんの診療がスムーズに行われるようにしています。
全自動分析装置3500
生化学的検査
血液を遠心分離器にかけて有形成分(血球)と無形成分(血清)に分離し、血清中の成分を分析します。コレステロールなどの脂質や肝臓や腎臓の機能などを知ることができ、病気の診断や治療効果の判定に欠かせない検査です。HbA1c分析装置・多項目自動血球分析装置
血液学的検査
貧血や炎症などを知るための血球数算定や、血液の止血能力を知るための凝固検査などを行っています。全自動免疫分析装置
免疫学的検査
腫瘍マーカー、甲状腺ホルモン、感染症、心不全マーカーを検査しています。新型コロナ抗原定量検査も実施しています。輸血検査
患者さんへ輸血が安全に実施されるよう、血液型検査、不規則抗体スクリーニング検査、交差適合試験を行っています。また、検査課で輸血用血液製剤の保管・管理を行っています。尿検査
尿のpHや比重、蛋白や糖・血液などの成分の有無を調べる『尿定性検査』と、尿中に含まれる血球や細胞などの有形成分を調べる『尿沈渣検査』の2種類に大きく分けられます。 腎臓の疾患や糖尿病などのスクリーニングや診断に役立てられています。便潜血検査
便に血液が含まれていないかどうかを調べる検査です。大腸がんのスクリーニングなどに役立てられています。迅速検査
インフルエンザウイルスやRSウイルス、マイコプラズマなど、15分前後で結果が出るキットも積極的に使用しています。検査の種類によっては院外の検査専門機関に委託をして行っているものもあります。 委託検査の項目は検査結果のご報告まで数日~数週間かかる場合があります。
検査機器を直接患者さんに当てたり装着したりすることで、診断に役立つ様々な体の情報を得る検査を行っています。
心電図検査
手首足首と胸部に電極を装着し、心臓から出ている微小な電気信号を波形として記録します。不整脈や狭心症、心筋梗塞などの診断に有効な検査です。ホルター心電図検査
小型の心電計を装着、携帯し24時間心電図波形を記録します。記録時間が短い通常の心電図検査ではわかりにくい異常が見つかることがあります。不整脈、心筋梗塞や狭心症などの診断に役立ちます。24時間血圧測定検査
血圧は日常生活で大きな変動がみられます。小型の血圧計を装着し24時間、15~30分ごとに血圧を測定記録します。血圧脈波検査
血管の硬さや詰まりを調べる検査です。両手両足に血圧計を巻き、心音や心電図の一部も記録します。スパイロメータ(呼吸機能)
呼吸機能検査
肺活量や努力性肺活量(吐く勢い)を調べる検査です。筒をくわえ息を吸ったり吐いたりします。肺年齢などがわかり、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの診断にも有用です。超音波骨量測定
かかとの骨を検査します。超音波が通過する速度から骨の密度を知ることができます。脳波検査
頭皮に電極を着け、脳から発生する非常に小さな電気信号を波形として記録します。てんかんなどの診断に役立ちます。超音波検査
超音波が出る機械(プローブ)を体に当て、体内から反射してきた超音波を画像化する検査です。部位により診断できる疾患は異なりますが、結石やのう胞、腫瘍などの発見診断に役立ちます。体の様々な部位が検査対象となります。眼底撮影(無散瞳)
眼底写真は身体の中で唯一血管が直接見える検査といわれています。できるだけ瞳孔が開いた状態で撮影する必要があるため、暗い部屋での検査となります。網膜の病気や動脈硬化の診断に役立ちます。これまでの業務経験などを活かして勉強し、学会の認定資格を保有する臨床検査技師も多くいます。当院の臨床検査技師の保有資格を紹介します。
放射線課では各科の医師や地域の医療機関と連携を取りながら様々な装置を用いて画像検査を行い、より多くの情報を含む画像の提供を目指しております。
撮影したCT・MRI・マンモグラフィ画像は全て放射線診断専門医が読影し、デジタル化された画像と共に電子カルテにより患者さんの情報を管理し的確な診断ができるようチーム医療でサポートしています。
患者さんに安心して安全な検査ができるよう努めて参りますので検査や放射線についての疑問や不安ご要望などありましたら、当課スタッフへお気軽にお尋ねください。
また地域医療連携も積極的に行っており、近隣のクリニックや医院からのCT・MRI・骨密度測定・マンモグラフィ検査の依頼も受け付けております。
一般用X線撮影装置
胸部、腹部、骨などの撮影をします。胸部では肺や心臓などの病変の有無、腹部では異常なガスや臓器の大きさ形、位置の確認をします。骨は骨折の有無や関節の状態を見ます。ポータブルX線撮影装置
検査室まで移動することが困難な患者さんを病室や手術室で撮影します。乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)
乳房専用のX線装置です。乳房を板で圧迫し、薄くのばして撮影します。 触診では診断できない小さなしこりや、非常に細かい石灰化などを見つけることができます。乳房撮影においては全て女性技師が対応しています。骨密度測定装置
二種類のエックス線を照射して骨密度を測定します。 主に腰椎と大腿骨頸部で測定します。MRI装置
2018年に1.5Tの装置を導入しました。頭部や脊椎、四肢の撮影を主に行っています。 X線による被曝の心配がなく、初期の脳梗塞の発見も可能です。検査時間は20~60分ほどかかります。X線CT撮影装置
16列のマルチスライスCTです。主に頭部、胸腹部、脊椎や四肢などの撮影を行い、必要であれば造影剤を用いた検査も行います。様々な断面像や3D画像を構成することができます。X線TV撮影装置
人間ドックの上部消化管造影検査(バリウム検査)や胃瘻交換、骨折の整復などを行っています。外科用X線イメージ装置
主に整形外科の手術で、骨折の整復や固定をする際に用います。薬局課では、すべての患者さんが安心して、効果的にお薬を使用していただけるよう お薬に関わる様々な業務を行っています。
外来、入院、在宅患者さんに内服薬や外用薬などの調剤を行っています。電子カルテの処方監査システムにより投与量、相互作用等を監査し、部門監査システムの導入により正確な調剤を実施しています。当院では、外来患者さんは原則、院外薬局でお薬をもらっていただいております。
患者別、一施用毎に薬剤を取りそろえ、病棟に払い出しを行っています。注射実施時には、電子カルテのシステムにより、患者さんのリストバンドと注射ラベルのバーコードを照合し、投与ミスを防いでいます。
医薬品情報の収集、整理、保管を行っています。医師、看護師、その他の医療スタッフ、患者さんに医薬品情報を提供し、安全で適正な薬物治療の支援を行っています。
他の医療スタッフとの協働、連携によるチーム医療を実践しています。感染制御チーム、緩和ケアチームなどに参加し、コアメンバーとして積極的に活動しています。院外における麻薬等の薬物療法支援、各種カンファレンス・協議会への参加も行っています。
当院の疑義照会はトレーシングレポートを用いてFAXをいただく形で運用しております。トレーシングレポートとは、内服薬のアドヒアランス状況や健康食品の使用に関する情報など、即時性の低い情報について処方医師へ手際よくフィードバックするレポートですが、当院では合理性を勘案して疑義照会ツールとして用いています。
それらの情報を薬局課で集約し、医師へ情報伝達を行い、新生病院と保険薬局で情報を共有することで、適正で安全な薬物療法の推進につながると考えております。
保険薬局各位のご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
栄養課では管理栄養士、調理師、調理補助のスタッフで入院患者さんの食事提供、入院・外来での栄養指導や相談を行っています。
栄養課の基本方針は、「治療の一環として、一人ひとりに合わせた安全で美味しい食事提供を行う」「主治医の指示に基づき個々の病態に応じた適切な栄養管理と栄養指導・相談を行う」です。その実現のため、院内連携、法人内連携、地域連携を重視したチーム医療連携に貢献し、患者さんの栄養管理に取り組んでいます。
患者さんにとって長期入院の中での療養の支えとなり毎日の楽しみと思っていただけるような美味しい食事の提供に努めております。 入院された患者さんには管理栄養士が病室に訪問して直接お話を伺い、患者さん一人ひとりのご要望に可能な限りお応えしております。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|
8:00 | 12:00 | 18:00 |
誕生日のお祝い | 誕生日にケーキ(またはムース)を提供させていただきます |
---|---|
行事食 | 季節や行事に合わせた献立を提供させていただきます |
松花堂弁当 | 月2回実施、毎回担当の調理師がメニューを考えて企画しています |
常食・嚥下Ⅱ食(やわらか・とろみ:嚥下調整食4)・ペースト食(嚥下調整食2-1)の3形態をご用意しています。
常食
嚥下Ⅱ食(嚥下調整食4)
ペースト食(嚥下調整食2-1)
常食
嚥下Ⅱ食(嚥下調整食4)
ペースト食(嚥下調整食2-1)
常食
嚥下Ⅱ食(嚥下調整食4)
ペースト食(嚥下調整食2-1)
常食
嚥下Ⅱ食(嚥下調整食4)
ペースト食(嚥下調整食2-1)
ハロウィンデザート
クリスマス献立
ひなまつり献立
お盆の五目そうめん
入院・外来栄養指導のほか、在宅訪問栄養指導を行っています。
入院栄養指導 | 入院中2回まで(1回20~30分程度) |
---|---|
外来栄養指導 | 初回のみ1か月2回まで/その他は1か月1回まで(1回20~30分程度) |
在宅訪問栄養指導 | 1か月2回まで(1回30分~1時間程度) |
「わたしたちはキリストの愛と精神にもとづき、医療を通して全ての人々に仕えます」を基本理念として、患者さん中心の良質で安全な医療を提供し、地域の皆さんに信頼され親しまれる病院を目指しています。患者さんにも医療チームの一員として、積極的に医療に参加していただき、多職種と連携して組織横断的な医療安全対策・感染予防活動に取り組んでいます。
医療安全管理指針及び医療関連感染対策指針に基づき、病院長直轄組織として、組織横断的に院内の医療安全と感染予防に係る業務を担っています。病院長を医療安全・感染予防管理室長とし、医療安全管理者、院内感染管理者、医薬品安全管理担当者、医療機器安全管理担当者、事務担当が任命され、医療安全部門と感染予防部門に分けて毎週1回集まり、事例分析、対策の立案、院内ラウンドなどを行っています。
医療安全に関する院内全体の問題点を把握し改善策を講じるなど、組織横断的に院内の安全管理活動の中枢的な役割を担うための委員会です。病院管理者が任命する委員長、副委員長以下、医療安全管理者、各部門責任者等で構成され、毎月1回委員会を開催しています。
医療関連感染防止の徹底のため、病院職員への教育・研修やサーベイランス強化など、健全な医療体制の確立及び施設構築を図るための中心的役割を担う委員会です。 病院管理者が任命する委員長、副委員長に加え、病院長、院内感染管理者、看護部長、薬剤部門責任者、検査部門責任者、事務部門責任者の他、各部門担当者を構成員とし、毎月1回委員会を開催するとともに、緊急時には必要に応じて臨時委員会を開催しています。
病院長の直接管理下にある実働チームで、医療関連感染の発生を速やかに把握して初動措置を講ずる、病院長や感染予防委員会へ医療関連感染対策を提言・立案し、それが確実に遂行されるよう支援する、病院職員への教育・指導を行うなど、医療関連感染対策の中核業務を担っています。病院管理者により任命された医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務担当で構成され、毎週1回、会議と院内ラウンドを実施しています。